表題：十段戦
後手：木村 義徳
先手：升田 幸三
▲６八銀 △８五歩 ▲２二角成 △同 銀 ▲７七銀 △３三銀
▲９六歩 △１四歩 ▲９五歩 △７二金
*形の決めすぎ。△１五歩が本手。
▲１六歩 △４二金 ▲４六歩
*以後の構想を支える大事な一着。
△２四歩 ▲６六歩 △５四銀 ▲６八飛 △２五歩 ▲５八金左
△３五歩
*欲張りすぎ。
▲４七金 △３四銀 ▲６七角 △３三金 ▲８八飛 △７一金
▲８六歩 △同 歩 ▲同 飛 △８四歩 ▲５六歩
*△４四歩から△４二飛を牽制。
△６五歩 ▲同 歩 △同 銀 ▲５五歩 △２六歩 ▲同 歩
△８五角 ▲７八角
*指し切らしにかかる。
△４九角成 ▲同 銀 △８五歩 ▲８八飛 △８六歩 ▲９六角
△８五金 ▲６八飛 △９六金 ▲８三歩 △６二飛 ▲６三歩
△同 飛 ▲５二角 △６四飛 ▲９六角成
*先手優勢。
△６七歩 ▲８八飛 △６一金 ▲８二歩成
*順当に勝つ。
*先手必勝。
序盤細かいミスが重なって一方的な将棋になってしまった。
升田の構想の素晴らしさが良くわかる。
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