実は横歩取りの専門の定跡本は読んだ事がないのです。
だけどなぜか実戦で勝ったりするのが不思議。
実戦の中盤などはいろいろ並べたことがあります。
少し気になったので調べてみました。
初手から。
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △4一玉
*まず第一歩。
▲8七歩
*これは後手にとってありがたい。
△7六飛
*これでは先手が有利となる。
▲2二角成 △同 銀 ▲7七桂
*これが用意の手。
△3三銀 ▲8四飛 △8二歩 ▲8五角 △9五角
*随分と激しい変化。プロでも実戦例がある。
▲6三角成 △5二金 ▲8五馬 △8四角 ▲7六馬 △5七角成
▲6一飛 △5一飛 ▲6四飛成
*先手優勢。
これではまずい。
ではどうするのが正解か。
変化:18手目から。
△8八角成 ▲同 銀 △7六飛
*これが正解。
▲7七銀 △2六飛 ▲2八歩 △5二玉
*普通に2二飛もある。
▲8三角 △8二歩 ▲5六角成 △8三角 ▲7四歩 △同 角
▲同 飛 △5六飛 ▲同 歩 △7四歩
*こうなれば後手有利。
これは激しい変化の一例。
なので普通の手順を並べてみる。
変化:17手目から。
▲3六飛
△8四飛 ▲3八金 △5一金 ▲5八玉 △6二銀
▲8七歩 △8八角成 ▲同 銀 △2二銀 ▲2六飛 △3三桂
▲4八銀 △7四歩 ▲7七銀 △7三桂
*これで互角。普通の進行。プロでも実戦例がある。
こういう将棋は見たことがあるのではないだろうか。
これからの将棋となる。
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