池永天志四段

池永天志四段
小学1年の時に父親から将棋を教わる。
いろいろゲームを教わったなかに将棋があった。
格別将棋が好きだったというわけではない。
自然な感じで将棋を続ける。
将棋をやっているまわりのみんながプロが目指したので自分もそれについていった感じ。
2006年9月に6級で奨励会入会。
友達同士で入会したので当初はプロを目指すという感覚が薄かった。
2010年2月に三段リーグ入る。3年くらいの速いペース。
しかし三段リーグで苦戦する。
強い人と将棋を指す機会が増えた。
第52回に初めて勝ち越し。
第55回は13勝5敗。6位。この時は6勝5敗という昇段の見込みがないときから勝ち続けたので、好成績という実感がなかったという。
その後は良い時と悪い時の差が激しい。三段リーグが長くなった原因だという。
第58回から安定して勝ち越す。第59回は藤井聡太に勝っていれば昇段だったが、それに負けた。
第60.61回の頃は年齢をことを意識して勝てなくなったという。その後開き直ったという。
年齢制限が近づくときに、勝てないならあきらめがつくが、そこそこ勝ち続けるので焦りも出できたという。
第62回11回戦で1位通過の長谷部と8勝2敗で直接対決で勝ったのが大きい。
3位の服部も14勝4敗だったというくらいのハイレベルだった。
11年半の奨励会生活だった。
デビュー戦の加古川清流戦の開幕局。相手は里見女流五冠。
財布を忘れて家に戻ったので対局はギリギリ間に合った。
そのせいで緊張する暇もなく対局にのぞんで結果的にはそれが良かったという。
藤井聡太との王将戦予選で対局したのが印象に残っている。
トップ棋士と対局して内容が充実していたので良かったという。

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