開始前からお互いに角換わりを宣言していた。
丸山九段の得意戦法を受けてたつという形になった。
開始日時:2013/12/01
表題:第63回NHK杯3回戦第1局
棋戦:NHK杯
先手:丸山忠久
後手:金井恒太
▲2六歩 △8四歩 ▲7六歩 △3二金 ▲7八金 △8五歩
▲7七角 △3四歩 ▲8八銀 △7七角成 ▲同 銀 △4二銀
▲9六歩 △9四歩 ▲3八銀 △7二銀 ▲4六歩 △6四歩
▲4七銀 △6三銀 ▲6八玉 △1四歩 ▲1六歩 △5四銀
▲5六銀 △4四歩 ▲5八金 △5二金 ▲3六歩 △4一玉
▲7九玉 △3一玉 ▲3七桂 △3三銀 ▲4八飛 △4三金右
▲8八玉
*ここでひと段落。
*後手は7三歩のままであるのが特徴。
*桂馬の活用は遅れるが受けに強い。
△2二玉 ▲6八金右 △6五歩 ▲9八香 △3五歩 ▲同 歩
△2四銀 ▲3四歩 △同 金 ▲3六歩
*指されてみるとなるほど、という手。
△3五歩 ▲4七銀 △4三銀 ▲2八飛 △3六歩 ▲同 銀
△3五歩 ▲4七銀 △3三銀 ▲2九飛 △1二香 ▲2五桂
△4二銀 ▲1五歩 △同 歩 ▲1三歩 △同 香 ▲同桂成
△同 玉 ▲2五歩 △2二玉
*ここでは玉が下がったが上部に行ったらどうだっただろうか。
*コンピュータなら完全読みきりでそういうこともありうる。
▲1五香 △1四歩 ▲同 香 △1三歩 ▲同香成 △同 桂
▲4五歩 △8六歩 ▲同 歩 △4五歩 ▲4四歩 △同 金
▲1四歩 △2五桂 ▲同 飛 △1二歩 ▲2九飛 △8五歩
▲同 歩 △9三桂 ▲1五桂 △8五桂 ▲8六歩 △7七桂成
▲同金右 △2四銀 ▲2八香 △1五銀 ▲3七角 △8七歩
▲同 玉 △4六歩 ▲1五角 △8三香 ▲2三香成 △同 金
▲2四歩 △3三金 ▲7一銀 △8六香 ▲同 金 △同 飛
▲同 玉 △2六歩 ▲2五香 △3四銀 ▲2三歩成 △同 銀
▲5六銀 △8五歩 ▲7七玉 △8六桂 ▲4五桂 △2四香
▲8二飛 △3二金打
*先に7八桂成だったら、どうだっただろうか。
▲3三桂成 △同 銀 ▲8八金 △4七歩成 ▲2四香 △同銀右
▲同 角 △同 銀 ▲2五香 △3三玉 ▲2四香 △5七と
▲2三金 △同 金 ▲同香成 △同 玉 ▲2六飛 △2五歩
▲2四歩 △3三玉 ▲2三金 △4三玉 ▲3二飛成 △5四玉
▲5五歩
まで149手で先手の勝ち
終盤は金井五段にもチャンスがあったと思われる。
中盤まではいい勝負だった。
金井五段はそれだけ研究熱心ということでもある。
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