解説は森下卓九段でした。
序盤研究に詳しい森下九段なので面白かったです。
だが新人戦の記念対局で負けているということを覚えていてリベンジだと言っていた。
開始日時:2013/11/03
表題:第63回NHK杯2回戦第13局
棋戦:NHK杯
先手:郷田真隆
後手:永瀬拓矢
▲2六歩 △3四歩 ▲2五歩 △3三角 ▲7六歩 △3二銀
*この出だしはかつては研究していない人の指す手と言われていた。森内名人が名人戦で指したので話題となっている。
▲5八金右 △4二飛 ▲6八玉 △6二玉 ▲4八銀 △7二玉
▲7八玉 △8二玉 ▲9六歩 △9二香 ▲3三角成 △同 銀
▲4六歩 △9一玉 ▲4七銀 △8二銀 ▲8八玉 △2二飛
▲3六歩 △4四銀 ▲7八銀 △3五歩 ▲同 歩 △同 銀
▲7七角 △4四角 ▲同 角 △同 銀 ▲7七角 △3二飛
▲3六歩 △3三銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲3五歩 △3一金
*永瀬流受けの手。
▲3七桂 △4四銀 ▲2四飛 △2二歩
*解説ではここで△1四角なら互角か後手有望だった。どうもこの手あたりで先手が有利になっていく。
▲2三歩 △7一金 ▲4五桂 △6四角 ▲6六歩 △5四歩
▲6五歩
*▲6六歩からのこの2手の歩の突き出しが大きい手。
△4二角 ▲2九飛 △5五歩 ▲2二歩成 △同 金 ▲2四歩
△3五飛 ▲2三歩成 △2八歩 ▲同 飛 △3九飛成 ▲3八飛
△1九龍 ▲2二と △3五歩 ▲1一と △2六歩 ▲2八歩
△2七香
*かなり強引な手だが仕方がない。
▲6七金 △2八香成 ▲6八飛 △2七歩成 ▲2一と △3七と
▲5八銀 △4八と ▲5四桂 △1五角 ▲6四歩 △4五銀
▲同 歩 △5八と ▲同 飛 △8五桂 ▲6二金
*ハッキリ先手の勝ちが決まる。
△7七桂成 ▲同 金 △4七角 ▲7二銀 △5八角成 ▲7一銀不成
△同 銀 ▲同 金 △8二銀 ▲7二銀 △7一銀 ▲同銀不成
△7二金 ▲6二桂成 △7一金 ▲同成桂
まで105手で先手の勝ち
郷田九段のトッププロの強さが出た感じであった。
今後も頑張ってもらいたい。
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