古い棋譜から検証してみました。
現在では部分的には定跡となっていると思います。
△５二金▲１五歩△同 歩▲２四歩△同 歩▲１五銀△同 香▲同 香△６二玉
▲１二香成△３三桂▲１八飛△１四歩▲２三歩△同 金▲３二角△４五角
▲２八飛△２七銀
*これが大悪手
▲４八飛△３五歩▲４六香△３四角▲４四香△同 歩
▲４一角成△４五桂▲４六歩△３七桂成▲同 桂△３六歩▲２六桂△１六角
▲２三馬△３八銀成▲同 飛△同角成▲３四桂△１六馬
▲２二成香
*少しノンビリしすぎか。
△３七歩成
▲３二成香
△３九飛
*この手で互角に戻る。
▲８八玉△７二玉▲４二成香△６二金▲５一銀△６一金
▲４一馬△３四馬▲６二金△同 金▲同銀成△同 玉▲５一馬△７一玉▲７三馬
△７二金▲８三桂△８一玉▲８二馬△同 玉▲９一桂成△７三玉▲９二成桂
△８四桂▲３一飛△３三歩▲８一飛成△６五歩
▲８二成桂
*ここで９三銀や▲６六香で勝ちだった。
△５五角▲７二成桂
*ここで８三金ならまだ先手優勢。これで互角になる。
△同 銀▲８二銀△６三玉▲６四香
*大悪手。形勢逆転。７三金から角を取って、▲５六香でまだ互角だった。
△同 角▲７一龍△６二銀▲９一龍△８六桂
▲同 歩△同 歩▲８五金△８三香▲７五桂△同 歩▲７四金打△５四玉
▲６四金△５五玉▲７五金△９六桂▲同 香△８四香打
中盤から終盤にかけて激しい攻防となった。
いろいろと研究さけているがまだ結論の出ないものが多い。
プロでも間違えるのだから、我々は心配することはない。
ソフトではないのだから最後まで間違えないということはない。
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