■受身の表現には利益・被害による表現の使い分けがある
Tôi được cô giáo khen. (私は先生に褒められた)
Tôi bị bố mẹ mắng. (私は両親に叱られた)
Bức thư này do bác Cường viết. (この手紙はクオン叔父さんによって書かれました)
■ 基本構文と利害による使い分け
受身文は受身を示す語 “được” または “bị” の後に平叙文を繋げることで表す。
[主語1] + được + [主語 2] +[動詞]:[主語 1] が [主語 2] に ~ された
[主語1] + bị + [主語 2] + [動詞]:[主語 1] が [主語 2] に ~ された
という形になるが、この時、動作を受けた側([主語 1] )がそれによって利益を得た場合 “được” 、被害を蒙ったなら “bị” と使い分けることが必要。
Tôi được cô giáo khen.(○:私は先生に褒められた)
Tôi bị bố mẹ mắng.(○:私は両親に叱られた)
Tôi bị cô giáo khen.(×)
Tôi được bố mẹ mắng.(×)
「誰々に~された」の「誰々に」の部分が必要ないときは、 “được” または “bị” に続けてそのまま動詞をもってくる。
例)
Vấn đề này được giải quyết. (この問題は解決された)
Ông ấy bị bắt. (彼は捕まった)
■ được / bị
1. được(利益の受身)
“được” は元々は「得る」という意味の動詞。(「得」という漢字をベトナム語読みしたものです。)
例)
Tôi được điểm tốt.
(私はいい点を取った) [主語 1] + được + [主語 2] + [動詞] は直訳すれば「[主語 2] が ~ する(してくれる)ことを得る」となることから、利益を含んだ受動を表す。
例)
Chị ấy được mọi người hoan nghênh. (彼女は皆から歓迎された)
2. bị(被害の受身)
“bị” も「被」という漢字をベトナム語読みしたもので、「(被害を)被る」という意味を持っています。「悪い出来事に巻き込まれる」「病気になる」という意味でも使す。
例)
Tôi bị tai nạn giao thông. (私は交通事故にあった)
Tôi bị cảm. (風邪を引いた)
そのため、受身の表現として使われた場合には被害の意味を含むことになります。
例)
Anh ấy bị bố đánh. (彼は父親に殴られた)
Xe máy bị hỏng. (バイクが壊れた)
“hỏng(壊れる)” , “mất(なくなる)” などの自動詞をとる場合、所有者が被害を受けるということで結果的に受身の意味が消えているものもある。
■ 中立的な表現
上の二つのほかに、中立的な表現として “do” を使うものがあります。基本的な文型は同じで、
[主語 1] + do + [主語 2] + [動詞]([主語 1] は [主語 2] によって ~ された)
という形を取ります。[主語 1] の位置にはたいてい無生物主語をとる。
例)
Bức tranh này do tôi vẽ. (この絵は私が描いたものです)
Dự án này do cô Lan đề nghị. (この案はランさんによって提案された)
“do” の前が主述文になっている場合は理由の用法になります。
Anh ấy bị ốm do thức khuya liên tục. (彼は夜更かしのし過ぎで病気になった)
8-1.受身文
Ngữ pháp cơ bản 基本文法
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