開始日時:2014/06/12
表題:第36期霧島酒造杯女流王将戦。1回戦第1局
棋戦:第36期女流王将戦1回戦
戦型:三間飛車vs穴熊
持ち時間:各25分+40秒
先手:中澤沙耶アマ
後手:井道千尋
▲2六歩 △3四歩 ▲4八銀 △3二飛 ▲2五歩 △3三角
▲7六歩 △4四歩 ▲6八玉 △6二玉 ▲7八玉 △7二玉
▲5六歩 △4二銀 ▲5七銀 △8二玉 ▲7七角 △7二銀
▲8八玉 △4三銀 ▲4六銀
*先手は居飛車穴熊を目指す。
*この銀出が早い。経験があるのだろうか。
△9四歩
*後手に作戦をたずねる手。
▲7八金 △5二金左 ▲9八香 △5四銀 ▲5五銀 △6五銀
▲4四銀 △2二角 ▲2四歩 △4二飛
*定跡書の終わりあたりからこの手の手順は考えられなくはないが、両者全体的に荒さが目立つ。
▲2三歩成 △4四角 ▲3二と △7七角成 ▲同 桂 △4七飛成
▲4八歩 △5六龍 ▲2一飛成 △7六銀
*結果的に後手を引いてしまう。もう少し力を溜める手順はなかったか。
*解説では先手が不満と言っていたが本当のところはどうだろうか。
▲6八桂 △7七銀成 ▲同 金 △5四龍 ▲3三角 △6五桂
*攻める前に△4四歩と角道を止めておけば後手有望だったか。
▲7六金 △5七桂成 ▲4二と
*先手優勢。
△6二金寄 ▲5一と △7一金 ▲6六角成 △6八成桂
*桂馬を取らずに先に△4四角の方が良かった。
▲同 銀 △4四角 ▲7四歩
*焦りすぎ。
△同 龍 ▲7五銀 △6六角 ▲同 金 △5四龍 ▲4六角
△6四桂 ▲8六桂 △8五銀 ▲1一龍 △4五歩 ▲5九香
△4四龍 ▲1三角成 △8六銀 ▲同 歩 △7六桂打
*焦りすぎか。
▲7八玉 △4六歩
*先に銀を取ればまだ後手有望だった。
▲7七銀
*形勢逆転か。
△2八歩
*こんなときにこんな手で駒を取りに行くようではかなり苦しい。
▲7六銀 △同 桂 ▲同 金 △2九歩成 ▲6六桂 △8四桂
▲同 銀 △同 歩 ▲5四歩 △8三銀打
*△8九角と捨ててから△8七銀とすれば詰めろ金取りという勝負手があった。
▲7五桂 △4五龍 ▲8五歩 △9九角 ▲5二と
*平凡に▲8八銀でも完封だったが決めにいく。
△同 金 ▲8四歩
*急所に手が入って勝負あった。
△同 銀 ▲8三歩 △同 銀 ▲同桂成 △同 玉 ▲7一龍
△8五銀 ▲7二銀
まで105手で先手の勝ち
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