開始日時:2014/03/22 10:00
表題:第3回電王戦
棋戦:第3回電王戦第2局
戦型:四間飛車vs居飛車穴熊
持ち時間:各5時間(チェスクロック方式)
消費時間:▲3時間27分△5時間00分
場所:東京都墨田区「両国国技館」
先手:やねうら王
後手:佐藤紳哉
*佐藤は和服で挑む。この対局に対する意気込みが窺える。
▲1六歩
*驚きの初手。ランダムで手を選ぶことになっているがこの手を選ぶ確率は千分の一以下だという。
△3四歩 ▲7六歩 △8四歩 ▲1五歩 △8五歩 ▲7七角
△4二玉 ▲6八銀 △5二金右 ▲6六歩 △6二銀 ▲6七銀
△3二玉 ▲6八飛 △5四歩 ▲4八玉 △3三角 ▲3八銀
△2二玉 ▲3九玉 △1二香 ▲5八金左 △1一玉 ▲3六歩
△2二銀 ▲2八玉 △7四歩 ▲5六銀 △4四歩 ▲3七桂
△4三金 ▲4六歩 △5三銀 ▲6五歩 △3一金 ▲4七金
*よくある居飛車穴熊vs振り飛車の対抗形となった。
△8六歩 ▲同 角 △7五歩 ▲2五桂 △5一角 ▲7五歩
△2四歩 ▲1三桂成 △同 銀 ▲7四歩 △2二銀 ▲1四歩
△2五歩
*後手作戦勝ちで好調か。
▲6四歩 △同 歩 ▲6五歩 △同 歩 ▲6四歩
*この手順をうっかりしたか。6筋の折衝で先手ペースとなった。
△8三飛 ▲7三歩成 △同 飛 ▲6五飛 △7八飛成 ▲6三歩成
△1八歩 ▲5三と △1九歩成 ▲4三と
*こういう展開になるとソフトは滅法強い。
△1六桂 ▲3七玉 △6四歩 ▲同 角 △6三香
*ソフトはこの手を読み抜けしていた。ツツカナもポナンザも同様に読み抜けしていた。先手優勢の評価値が互角まで戻ってしまう。
*人間側が勝つ手がかりとなるか。今後のソフトの研究課題とも言える。
▲2五飛
*詰めろ回避の上手い凌ぎ。
△6四香 ▲4八金引
*先手負けなし。
△6七香成 ▲3二金 △2四歩 ▲6五飛 △7三角 ▲6四歩
△4五歩 ▲同 飛 △8四角 ▲7五歩 △同 角 ▲同 飛
△同 龍 ▲3一金 △同 銀 ▲4四角 △2二金 ▲1三歩成
△同 香 ▲2三金 △1二歩 ▲3二銀 △投了
*やねうら王は強い。序盤で失敗しても中盤で手を作って終盤でも攻めをつないだ。
まで95手で先手の勝ち
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