解説者の見落としと聞き手の指摘

対局の放送とか棋譜解説とかで時々解説者が見落としする。

角や飛車の利きを見落とすなんてことは意外と多い。
聞き手が気がついて指摘することもあるがそのまま見落とされてしまうことも多い。
変化手順でそういうことがよくある。
これは詰みとかいう解説をするが実は詰んでいないとか敵陣から自陣に利いている角（馬）や飛車（龍）の利きを見落とすなんてこともある。

対局者本人が自身の解説をするのが一番分かりやすい。
解説者が指摘した好手というのも局後の感想戦で対局者に聞いてみると実は解説者の指摘した手に対しては対策があったりする。
聞き手が何気に指摘した手が絶妙手なんてこともある。
並べ間違いなどもよくある。途中で持ち駒間違えたり、変化手順を解説したあとに元に局面戻さず進んでしまうこともある。

飛車や角の利きを見落としたり並べ間違いとかも将棋ソフトならばあり得ないことだがプロといえども人間なのでそういうこともある。