第22期銀河戦Bブロック6回戦。阪口悟vs高崎一生

開始日時:2013/11/20
終了日時:2014/02/27 21:08:40
表題:第22期銀河戦Bブロック6回戦
棋戦:第22期銀河戦
戦型:陽動振り飛車の相穴熊
場所:東京・将棋会館。銀河スタジオ
先手:阪口悟
後手:高崎一生

*解説。真田圭一
*聞き手。長沢千和子
*
*記録。飯野愛
*読み上げ。伊藤沙恵
▲5六歩    △3四歩    ▲5八飛    △3三角    ▲7六歩    △4四歩
▲7七角    △2二飛    ▲6八玉    △4二銀    ▲7八玉    △6二玉
▲4八銀    △2四歩    ▲5七銀    △2五歩    ▲2八飛
*出だしでどこに飛車を振るかという駆け引きで先手は居飛車の陣形になった。
*
*力戦形を好む阪口の独特の出だし。
△7二玉
*長考して玉を寄った。
*居飛車穴熊を阻止する手を考えた。
▲8八玉    △4三銀    ▲9八香    △8二玉    ▲9九玉    △9二香
▲8八銀    △9一玉
*自分も穴熊にすることを考えた。
▲7九金    △8二銀    ▲5九金    △5二金左  ▲8六角
*自分の指したい手より相手に指したい手を指させないという牽制。
△7一金
*少し考えて指した。こういうところで考えるのが最近の若手。
*今後の展開を考えていたのか。
▲6九金右
*持ち時間が大差になった。
△4二角
*後手はこの時点で持ち時間がなくなり考慮時間付きの秒読みとなる。
▲6六銀    △3三桂
*相穴熊だとお互い横からの攻めしかない。
*堅さも同じで低い陣形。
*紛れも少なくなってしまう。
*
*序盤中盤での形勢差が大きく響く。
▲7七角    △3五歩    ▲6八角    △4五桂
*これで先手は困っている感じである。
▲4六角
*すこし辛い。このまま互角に捌き合うと振り飛車が相当良くなる。
△5四歩    ▲1六歩    △6二金寄  ▲7八金右  △2一飛
*プロ的には後手優勢。
▲3五角
*取りたくないけど他に手がない。
△3七桂成  ▲同 桂    △3六歩    ▲3八飛
*開き直りで難解な形勢。
△6四角
*平凡に△3一飛とか△3七歩成で有利だったと思われる。
*良くなりすぎて迷ったか。

▲5五歩    △3四銀    ▲4四角    △4一飛    ▲5六桂    △4四飛
▲同 桂    △2九角    ▲3九歩    △3八角成  ▲同 歩    △3七歩成
▲5一角
*形勢に自信がある手。
△6一金引  ▲3三角成  △3五銀    ▲4一飛    △4七と    ▲3四馬
*先手勝勢。
△5一飛    ▲同飛成    △同 金    ▲5二桂成  △3二飛    ▲5一成桂
△3四飛    ▲6一金    △3一飛    ▲7一金    △同 銀    ▲6一飛
△7二金    ▲5二成桂  △4六角    ▲3一飛成  △同 角    ▲4一飛
△7九角成  ▲同 金    △6四角    ▲6一金    △投了
*将棋そのものは穴熊だったのでハッキリ有利になった先手がそのまま押し切ってしまった。
*
*個人的には解説の真田七段分かりやすかった。
*聞き手の長沢千和子が見れて良かった。
まで93手で先手の勝ち

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