昭和23年。特別棋戦最終局。升田幸三vs塚田正夫

昭和23年
特別棋戦
戦型:角換わり腰掛け銀
後手:升田幸三
先手:塚田正夫

*本当の日本一はどちらかということで注目された。
*二勝二敗で第五局の本局を迎えたが第四局を勝っている升田が勢いに乗っていた。
*
*本局は便宜上先手後手逆。升田が中央の薄いところを狙って△6六歩とした。
*塚田は升田の攻めを凌いでじっと耐えていたがここで戦機到来。

▲7四歩    △6五桂    ▲同銀右    △7五歩    ▲2四歩    △同 歩
▲5六角
*これで升田の攻めを一時停止させる。
△7六歩    ▲2三桂

*先手優勢。
*本局に勝って3勝2敗とした塚田。
*名人の面目を保つ。

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