昭和17年。第三期名人戦。木村義雄vs神田辰之助

昭和17年
第三期名人戦
後手:神田辰之助
先手:木村義雄

*阪田三吉の跡を継いで関西棋界をリードしてきたのは神田八段。闘将と呼ばれるほどであったが軽妙な捌きと攻守のバランスの良さが特徴だった。
*図は木村の▲2二金に△3三桂としたが次の一手で参った。

▲4六桂

変化:
▲4二銀    △3四玉    ▲3七桂    △4六角    ▲7七玉    △3七角成
*この逆転の手順は木村も百も承知していた。

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