解説は行方八段でした。
分かりやすい解説でした。
横歩取りの力戦型となりました。
開始日時:2013/11/10
表題:第63回NHK杯2回戦第14局
棋戦:NHK杯
先手:三浦弘行
後手:阿久津主税
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角 ▲5八玉 △8二飛
▲8七歩 △8八角成 ▲同 銀 △3三金 ▲3六飛 △2二飛
▲2八歩 △7二金 ▲3八金 △4二銀 ▲7五歩 △1四歩
▲2七歩 △6二玉 ▲2六飛 △2四金 ▲7四歩 △8二銀
▲7三歩成 △同 銀 ▲7四歩 △6四銀 ▲7七銀 △3三桂
▲9六歩 △8三金 ▲9五歩 △8四歩 ▲4八銀 △7二玉
*これが敗着。
▲2四飛
*一気に決めに出る。
△同 飛 ▲5二金
*決め手。
△2二飛 ▲6一角 △8二玉 ▲6二金 △7一歩 ▲5二角成
△6五銀 ▲6一馬 △7四金 ▲7一馬 △7三玉 ▲7五歩
△同 金 ▲7六歩 △7四金 ▲7二馬 △6四玉 ▲8一馬
△5五玉 ▲3四桂
*どこまで行っても4二銀は災いとなってしまった。
△1二飛 ▲4二桂成 △同 飛 ▲6三馬 △4四玉 ▲3五銀
*テレビ将棋みたいな決め手。普通に3六歩ならあっさり投了だったと阿久津七段。
△同 玉 ▲5三馬 △3四玉 ▲4二馬 △5六歩 ▲3一飛
△5七歩成 ▲同 銀 △2四角
*最後に見せ場を作る。
▲3二飛成 △5四銀 ▲3六歩 △6五桂 ▲3五歩 △4四玉
▲3三馬 △同 角 ▲5六桂 △4五玉 ▲4六歩 △3六玉
▲3七金
まで99手で先手の勝ち
後手の4二銀がいない方がよい駒となってしまいました。
横歩取りからの力戦型なので崩壊してしまうとあっけないです。
中住まい。飛車を渡してもどうということはない。
5筋の歩が切れない限りは安全。
終盤5筋の歩が切れたのであっさり崩壊。
など、いろいろ実戦で見る事ができました。
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