アーカイブとして取り上げたい棋譜。
女流の力はどれくらいのものか。
当時は関心があった。
開始日時:1995/06/26
棋戦:NHK杯
戦型:相掛かり
持ち時間:15分+30秒+10回
場所:NHK放送センター
備考:飛先交換腰掛銀
先手:清水市代
後手:畠山成幸
*放映日:1995/07/09
*棋戦詳細:第45回NHK杯戦1回戦第15局
*「清水市代女流名人」vs「畠山成幸五段」
▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩 ▲7八金 △3二金
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩 ▲2六飛 △7二銀
▲1六歩 △1四歩 ▲3八銀 △6四歩 ▲7六歩 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8二飛 ▲4六歩 △6三銀
▲4七銀 △3四歩 ▲5六銀 △5四銀 ▲6八玉 △9四歩
▲9六歩 △5二金 ▲5八金 △4二玉 ▲3六歩 △6五銀
▲同 銀 △同 歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲3七桂 △8八角成
▲同 銀 △2二銀
▲7七桂
*少し無理な手。
△6二飛 ▲4五歩 △3六銀
▲3八歩 △6六歩 ▲6五銀 △6七歩成 ▲同金左 △6四歩
▲5六銀 △3三銀 ▲5五銀 △9五歩 ▲4四歩 △同 歩
▲5六角 △9六歩 ▲4五歩 △8二飛 ▲4四歩 △9七歩成
▲2三角成
△2四歩
*あっさり受けられる。
▲3二馬 △同 玉 ▲9七香 △同香成
▲同 銀 △8七飛成 ▲8八金 △8二龍 ▲2五歩 △9六歩
▲2四歩 △2二歩 ▲8三歩 △同 龍 ▲8四歩 △同 龍
▲8五歩 △9五龍 ▲2九香
△3四銀
*これが決め手とも言える。
▲3六飛 △同 歩
▲4五銀 △3九飛 ▲7八金 △9七歩成 ▲3四銀 △8七と
▲4三銀打 △4一玉
まで98手で後手の勝ち
ハッキリ言ってしまうと実力が違うという感じだった。
谷川冶恵が聞き手だった。
途中で詰みがあったらしいがそこまでしなくてもという感じ。
意地悪な手とか、解説に困窮していた。
勝ちなのが分かっていて最後の▲4三銀打でしばらく考えたところが憎い。
畠山成幸五段としては物足りないという感じだっただろう。
この当時の女流は今よりもはるかにレベルが低かったと思う。
清水市代本人も現在の方が圧倒的に強いだろう。
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