第46回三段リーグ17回戦。菅井竜也vs渡辺愛生

開始日時:2010/02/21
表題:第46回三段リーグ17回戦
棋戦:奨励会三段リーグ
戦型:相振飛車
持ち時間:90分
場所:関西将棋会館
先手:菅井竜也
後手:渡辺愛生

*菅井竜也三段 vs 渡辺愛生三段
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩 △3五歩 ▲7八飛 △3二飛
*合石田流。
▲5八金左 △5二金左 ▲4八玉 △6二玉 ▲4六歩 △6四歩
▲4七金 △7二銀 ▲3八玉 △7一玉 ▲2八玉 △4二銀
▲3八銀 △4四歩 ▲7四歩 △6三金 ▲7三歩成 △同 銀
▲7六飛 △7二金 ▲7七角 △3六歩 ▲同 金 △4三銀
▲4五歩 △8二玉 ▲6八銀 △5四歩 ▲5九銀 △5五歩
▲同 角 △4五歩 ▲2二角成 △同 飛 ▲7七桂 △8四歩
▲5六飛 △5五歩 ▲同 飛 △5四銀 ▲5六飛 △5五歩
▲7六飛 △8八角 ▲3五金 △4二飛 ▲4四角 △4六歩
▲同 飛 △1二飛 ▲7八歩 △9九角成 ▲2六飛 △4三香
▲2三飛成 △8八馬 ▲4七歩
*▲1一角成なら勝勢だった。
△4四香 ▲同 金 △7八馬 ▲2一龍 △7七馬 ▲7四歩
△同 銀 ▲5四金 △同 金 ▲6六桂 △7三歩 ▲6一銀
△7一金打 ▲7二銀成 △同 金 ▲2二金 △3六歩 ▲1二金
△3七歩成 ▲同 銀 △3六歩 ▲同 銀 △4四桂 ▲3七歩
△6七馬 ▲7四桂 △同 歩 ▲7三歩 △同 玉 ▲5八銀
△3六桂 ▲同 歩 △1二馬 ▲8一龍 △8二金打 ▲5一龍
△4四桂 ▲3八香 △6三銀 ▲7五歩 △2六歩 ▲7四歩
△8三玉 ▲2六歩 △4五馬 ▲7五桂 △7四玉 ▲6三桂成
△同 金 ▲7一龍 △7三銀 ▲7五歩 △6五玉 ▲6七銀打
△2七歩 ▲1八玉 △7五玉 ▲8三銀 △投了
*菅井竜也四段誕生。
*まで121手で先手の勝ち

*5歳の時に父親より将棋を教わる。小学4年の時に森内俊之の指導対局目当てで参加した将棋日本シリーズこども大会・岡山大会で準優勝。これをきっかけに様々な全国大会にも参加するようになる。 5年の時に第28回小学生将棋名人戦に出場(地方大会出場時は4年)。西の代表2人のうちの1人となり、NHK教育テレビで放映される準決勝に進んだ。結果は敗れて3位。同年、地元岡山で開催された第2回全国小学生倉敷王将戦では高学年の部で優勝。
*
*2004年、小学6年(地方大会出場時は5年)で出場した第29回小学生将棋名人戦では、佐々木勇気に決勝で敗れ準優勝。第58回アマチュア名人戦では大人達に混じって戦い、岡山県代表となる。同年、奨励会入会。
*初段時代が1年半くらいで苦しんだが、地元の声援でスランプを抜けた。
*奨励会三段リーグには第43回(2008年度前期)から参加。常に昇段争いに加わり、3期目は次点。
*4期目では序盤の1勝2敗からの13連勝、最終日の2局を残してプロ入りを決める(最終成績は15勝3敗)。また、消化試合となった最終日には、当時中学3年の佐々木勇気に勝ち、中学生棋士誕生の記録を阻んだ。
負けも引きずらず、練習でも三段リーグでも普段通り指していたという。
久保利明(当時の棋王)と練習でも勝っていたりする。当時は永瀬拓也など10代で力のある棋士が誕生した時代だった。

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