第31回三段リーグ戦18回戦。村山慈明vs西尾明

開始日時:2003/03/13 9:00:00
表題:第31回三段リーグ戦18回戦
棋戦:奨励会三段リーグ
戦型:横歩取り
持ち時間:90分
場所:東京「将棋会館」
先手:村山慈明
後手:西尾明

*西尾は三段リーグ4年8期だった。
*11.12回戦は連敗だがその後粘った。
*最終日は自力昇段がある状態だったしかし17回戦は阪口に負けて6番手となった。
*
*師匠の前で昇段を決められてよかったという。
▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △8五歩
▲7八金 △3二金 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8六歩
▲同 歩 △同 飛 ▲3四飛 △3三角 ▲3六飛 △4一玉
▲5八玉 △2二銀 ▲3八金 △5一金 ▲8七歩 △8五飛
▲3三角成 △同 桂 ▲7七桂 △8四飛 ▲7五歩 △6二銀
▲7四歩 △4四歩 ▲8六飛 △同 飛 ▲同 歩 △7四歩
▲8二飛 △7三桂
*手順に桂馬が逃げる。
▲8一角
*ここで▲8三角というのが当時タイトル戦でも指されていろいろ研究された。定跡となっている。
△9四角
*好手。
*△8七の地点を間接的に狙う。深い読みがある。
*
*△8九飛▲8八銀△8七歩▲7九金に対して△7六角など。
▲9六歩 △8九飛 ▲9五歩 △6一角
*これでも△4三角として8七の地点を狙うことが出来る。
▲9七香 △9九飛成 ▲7五歩 △3一玉
*後手必勝形。
▲3六歩 △3七歩 ▲同 桂 △9七龍 ▲7四歩 △7六歩
▲7三歩成 △同 銀 ▲3二飛成 △同 玉 ▲6三角成 △7七歩成
▲7三馬 △7八と ▲5一馬
*▲2四桂の筋が難しいが△4二玉で詰まない。
△6八飛
*終局時先手の持ち時間がなく、後手は30分くらい余っていたという。
*終始後手ペースだった。
▲投了
*後手の西尾は1局目に負けたので、この対局に勝った後にまだ昇段を知らなかったという。
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*混戦となった2002年度後期三段リーグで11勝7敗という成績で2位となり、四段昇段を果たした。
まで64手で後手の勝ち

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