升田式石田流6

表題:升田式石田流
*江戸時代の石田流を升田名人が改良したのが升田式石田流。
*以前にも昭和の時代の升田式石田流を取り上げた。
*現代の石田流にも引き継がれている。
▲7六歩 △3四歩 ▲7五歩
*石田流の出だし。
△8四歩 ▲7八飛 △8五歩 ▲4八玉
*これが升田式石田流の第一歩。
△6二銀
*昔からよくある基本的な手。
▲3八玉 △4二玉 ▲2八玉 △3二玉 ▲3八銀 △6四歩
▲7六飛 △8八角成
*ここで角交換せずに△6三銀だと▲3六飛で有名なハメ手となる。
▲同 銀 △2二銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲7八金 △6三銀
▲7七銀
*これが本筋の手。
△4二金 ▲8六歩
*狙い筋。
△7二銀
*陣形を引き締める。
▲8五歩 △同 飛 ▲8六飛 △同 飛 ▲同 銀 △6九角
▲7九金 △8七角成 ▲8五飛 △7六馬 ▲8二飛成 △6七馬
▲7七角 △1五歩 ▲同 歩 △1七歩 ▲同 香 △3三桂
*これは久保の実戦での進行。
*その将棋は難解な中盤戦が続いたがその後の研究で最善を尽くすと後手が良くなることが分かった。

コメント