詰むや詰まざるやの200題をすべて解けばプロになれるの真意とは

詰むや詰まざるやの200題をすべて解けばプロになれるという話は米長邦雄の名言だ。
すべて解くというのは、ただ解けばよいというものではない。中には詰まない作品もある。
真剣に取り組んだかどうかということ。
すべて解いたというものは最低でも四段になることができるという。
すべてを詰ますことができないでプロになった人は多いが奨励会を退会した者で真剣に取り組んだ者がいるかといえば答えはノーだという。
若くて将棋が強くて奨励会の入会試験に合格できる才能があれば詰むや詰まざるやの200題を解くだけで奨励会を卒業するだけの終盤力が備わる筈だと言う。
羽生はすべて解くのに7年かかったという。
一つの問題で1週間かかっても解けないということもふつうにある。
つまり、どれだけ真剣に将棋にたいして向き合うことができるかということらしい。
佐藤康光はすべて解いていないといっていたがトッププロになっている。
解くという結果が問題ではない。

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