開始日時:2011/08/21 14:15:00
棋戦:大和証券杯
戦型:中飛車
持ち時間:30分
先手:村山慈明
後手:菅井竜也
*棋戦詳細:大和証券杯最強戦
* 「村山慈明 」vs「菅井竜也 」
▲2六歩 △3四歩 ▲7六歩 △5四歩 ▲2五歩 △5二飛
▲4八銀 △5五歩 ▲6八玉 △3三角 ▲7八玉
*超速3七銀は選ばなかった。
△6二玉 ▲5八金右 △7二玉 ▲7七角 △8二玉 ▲8八玉
△9二香 ▲6六歩 △9一玉 ▲9八香
*相穴熊へ。
△8二銀 ▲9九玉 △4二銀 ▲6七金 △7一金 ▲7八金
△5一金 ▲5九銀 △5四飛 ▲2六飛
*銀を5九へやったのでこうしておかないと4四飛と回られて困る。
△3五歩 ▲6八銀右 △4四飛 ▲4六歩 △3四飛 ▲4五歩
△5三銀 ▲8六角 △6二金左 ▲8八銀 △6四歩 ▲7九銀右
△7二金寄 ▲6五歩 △5四飛 ▲6六金 △7四歩 ▲4六飛
△5六歩
*決戦する。
▲同 金 △6五歩 ▲4四歩 △同 歩 ▲2四歩 △同 歩
▲2二歩 △同 角 ▲2六飛 △4五歩 ▲6五金 △5七飛成
▲2四飛
*ここでは6八銀もあった。龍が5筋からそれると5三の銀がタダ。
△8八角成 ▲同 銀 △6四歩 ▲5四歩 △6二銀 ▲6四金
△5八龍 ▲6八歩 △8五銀 ▲9五角 △9四歩 ▲6二角成
△同金寄 ▲5三歩成 △同 金 ▲6七銀 △6九龍 ▲2一飛成
△6六歩
*先手にとってこれは痛い。
▲5八角 △5九龍 ▲5三金 △6七歩成 ▲同 角 △5三龍
*後手優勢。
▲4五角 △5一歩 ▲5四歩
*どうもこれが良くないらしい。ここでは7九金打つと固めておけばまだまだ難しい。
△4二龍 ▲4三歩 △同 龍 ▲2七角 △6九銀
*これが厳しい。やはり7九金打ちとしておきべきだった。
▲7九金打 △7八銀成 ▲同 金 △6七歩 ▲5三歩成 △同 龍
▲7二銀 △同 金 ▲同角成 △7一金 ▲6三金 △6八歩成
▲同 金 △7二金 ▲5三金 △4四角 ▲4二飛 △8八角成
▲同 玉 △3三角
*決め手。
▲7七角 △4二角 ▲同 金 △6七歩 ▲同 金 △4八飛
まで122手で後手の勝ち
相穴熊独特の捻り合い。
早指しであることとネットだという事情もあって持ち時間の長い将棋とは一味違った指し手が目立った。
具体的には少し焦り気味であったり、ギリギリ勝ちの読み切りではなく少し手堅く行くような感じである。
本局が穴熊だったのもそういう理由かもしれない。
この対局に勝って優勝した菅井は、このとき五段に昇段した。
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