矢倉の終盤戦。
▲７四桂
*手がかりを残す。
△９二飛 ▲３四銀成 △同 金 ▲４三銀 △３三金 ▲５二銀打
△同 飛 ▲同銀成 △同 玉 ▲１三角成 △４九銀
*詰めろ。
▲４八金 △６七桂 ▲６二飛 △４三玉 ▲６三飛成
*１枚使わせる。
△５三銀 ▲６七金 △１三角 ▲同歩成 △５二銀 ▲３四歩
*上部に逃がさない攻め。
△６三銀 ▲６一角 △５二角 ▲３三歩成 △同 玉 ▲５二角成
△同 銀 ▲３四歩
*決め手。
△３二玉 ▲１五角 △５八角 ▲同 金 △同銀成 ▲同 玉
△１八飛 ▲４八銀打 △１五飛成 ▲２二と △４一玉 ▲３三角
古いプロの棋譜。
矢倉の専門書だと、この終盤まで定跡化されているのではないだろうか。
もちろん生きた実戦でこんなことまで完全に再現されることはない。
自分の力でどこまでできるか、どう対処するかが問題。
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